外壁塗装

外壁塗装について

建物の外壁は、一般的にタイル、モルタル(塗装)やパネル等の外壁仕上げ材により施工されています。
しかし時間の経過や地震などによりひび割れが起こり、雨漏りや剥落などの事故につながる原因になります。外観を美しく保つためには適時のメンテナンスが必要です。
雨風や雪などの自然現象から、目に見えない紫外線や炭酸ガスといったものまで様々なものが建物を傷め、腐食させる原因となります。建物を長く使うには、これらの厳しい自然環境から建物を守ることが最も必要です。現状の材質、仕上げで適切な工法が必要となります。
それを見極めベストな工事でいつまでも綺麗、安心で住みたいものです。

外壁と塗装の種類

  • 壁塗料の種類は様々あり、耐久性の順番にフッ素、シリコン、ウレタン、アクリルになります。今主流なのがお値段と耐久性のバランスの具合でシリコン系の塗料です。シリコンの中でも現在ハイブリッドシリコンが販売されており、汎用シリコンは耐久性約10年ですがハイブリッドシリコンは約15年と言われています。コストの差は1割増しくらいです。30年スパンでみたら、汎用シリコンは3回塗り替えが必要ですが、ハイブリッドシリコンの場合は2回で済むので、長期でみたらコストは安く済みます。そのほかデザイン、アート性にすぐれた塗料もあります。

    • 窯業系サイディングボード 
    • 金属系サイディングボード
    • モルタル壁
    • ALCパネル
    • タイル壁
    • コンクリート壁
    • 窯業系サイディングボード 

      窯業系サイディングボードは、セメント質と繊維質を原料にしており、パネル上に形成された外壁専用の材料です。デザインが豊富であり、防火性能が非常に高く、施工しやすいというメリットがあります。既製品で品質が一定かつ加工しやすく、施工期間の短縮にもつながります。
      しかし、塗装仕上げのため、雨風やチョーキングなど塗膜の経年劣化が起こりやすく、サイディングボードの耐水性や強度が低下する恐れがあります。一度設置したから放置するのではなく、定期的な外壁塗装やコーキング工事などを通じたメンテナンスを行い、建物の劣化を防ぐことが大切です。
    • こんなお悩みはありませんか?

      • 色あせてきている
      • コーキングが割れてきている
      • 壁を触ると白い粉が付く(チョーキングを起こしている)
      • 髪の毛のような細かいヒビが入っている(ヘアークラックが発生している)
    • 金属系サイディングボード

      金属系サイディングボードは、金属板と裏打材を用いて成形・エンボス加工を行った外壁材です。窯業系サイディングボードに比べると軽さに加えて、断熱性や耐火性、耐久性がより優れています。
      しかし、塗膜の経年劣化が起こりやすく、定期的なメンテナンスが必要です。外壁塗装や上塗り部分(トップコート)に高品質な塗料を用いるなど、さまざまな修繕プランをご案内し、建物の劣化を防ぐサポートが可能です。
    • こんなお悩みはありませんか?

      • 色あせてきている
      • 被膜の剥離・膨れが気になっている
      • 壁を触ると白い粉が付く(チョーキングを起こしている)
      • 塗装が取れたところから錆びている
    • モルタル壁

      水と砂をセメントに練り混ぜて作られるのがモルタルです。モルタル壁とは、モルタルにメタルラスや補強ネットを使用し、ミルフィーユ状の層を作った外壁のことです。壁に塗った後は15mm~20mmの厚さになり、防火性や防音性に優れ、形状や模様は豊富なテクスチャーからお選びいただけます。
      しかし、塗装は吹き付けで仕上げるため、塗料の経年劣化からチョーキングやクラック(ひび割れ)が生じやすくなります。わずかなひび割れでも、雨水が浸透してカビや腐食の原因になるため、注意が必要です。外壁の劣化を放置せず、定期的なメンテナンスを意識しましょう。
    • こんなお悩みはありませんか?

      • カビや藻が生えてきている
      • 被膜の剥離・膨れが気になっている
      • 壁を触ると白い粉が付く(チョーキングを起こしている)
      • 塗装がぽろぽろと剥がれてきている
    • ALCパネル

      ALCパネルは、セメント・石灰・硅石などを原料にした外壁材で、モルタルやコンクリートに比べて比重が軽く、断熱性や防火性に優れています。
      外壁として用いる場合は吹き付け塗装により、耐久性や耐水性を強化する必要があります。しかし、雨風による経年劣化が起こると、雨漏りが生じる恐れがあり、定期的な外壁塗装などのメンテナンスが必須です。パネルのジョイント部分は、目地をコーキングで埋めているため、劣化している場合はコーキング工事による修繕を行いましょう。
    • こんなお悩みはありませんか?

      • カビや藻が生えてきている
      • ひび割れが起きている
      • 壁を触ると白い粉が付く(チョーキングを起こしている)
      • 塗装がぽろぽろと剥がれてきている
    • タイル壁

      サイディングボードやモルタル壁に比べると、タイル壁は劣化しにくく、塗装のメンテナンスは不要です。しかし、タイルの浮きや剥離が起こる可能性があり、部分的な補修が適宜必要です。また、目地を埋めているコーキング部分は有機質素材であり、経年劣化に伴うメンテナンスが求められます。
      タイル壁のメンテナンスは、高圧洗浄やコーキング工事を通じて修復し、外観の美しさを保ちます。より美しさにこだわりたい場合は、タイル部分の塗装もオススメです。
    • こんなお悩みはありませんか?

      • タイルとタイルの間のセメントが劣化している
      • タイルにヒビが入っている
      • タイルが割れている
      • セメントが劣化してタイルが取れてしまっている
    • コンクリート壁

      水とセメント、砂や砂利を混ぜて作られるコンクリート壁は、外壁のなかでも特に強度の高い素材です。RC(鉄筋コンクリート造)やSRC(鉄骨鉄筋コンクリート造)などとして建物に使われ、デザイナーズではコンクリート打ちっ放しとも表現されるときがあります。
      デザイン性が高く防音性にも優れている一方で、断熱性に乏しく夏や冬の気温の影響を受けやすいなどは、コンクリート壁ならではのデメリットです。
      経年変化により防水性能が劣ると、コンクリート内部に入り込んだ水により鉄筋爆裂のリスクもあるため、早急な改修が必要です。
    • こんなお悩みはありませんか?

      • ひび割れている
      • ボロボロになって剥がれてきている
      • 風雨にさらされて黒ずんでいる
      • カビが生えてきている
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